糖尿病内科
血糖値やHbA1cを、
一緒に管理する糖尿病内科
糖尿病は、血液中のブドウ糖濃度が慢性的に高くなる病気です。初期には症状がないこともありますが、長期間にわたる高血糖は目、腎臓、神経、心臓、血管などに影響します。北綾瀬内科では、日本糖尿病協会登録医が、検査結果や生活状況を確認しながら継続的に診療します。
気になる症状と受診の目安
以下の症状だけで糖尿病と判断することはできません。血液検査や尿検査で確認します。
尿の量や回数が増えた
血糖値が高い状態では、余分な糖を尿へ排出する際に尿量が増えることがあります。夜間に何度もトイレへ行く、以前より尿量が増えた場合はご相談ください。
水分を取っても強く渇く
尿量が増えて体内の水分が失われると、強い口渇を感じる場合があります。暑さや食事など別の原因もあるため、症状と検査結果をあわせて評価します。
食事量が変わらないのに痩せた
糖をエネルギーとして十分に利用できず、脂肪や筋肉が分解されて体重が減ることがあります。急な体重減少、強いだるさ、吐き気などがある場合は早めの受診が必要です。
足先がしびれる・感覚が鈍い
長期間の高血糖により末梢神経が障害され、しびれ、痛み、感覚低下が起こる場合があります。ほかの神経や血流の病気でも生じるため、状態を確認します。
見えにくい・視界がかすむ
血糖値の変動や糖尿病網膜症が関係することがあります。急な視力低下や視野異常がある場合は眼科の受診が必要です。糖尿病と診断された後は定期的な眼科受診も重要です。
傷が治りにくい・感染を繰り返す
高血糖が続くと感染への抵抗力や傷の治癒に影響することがあります。足の傷は気づきにくい場合もあるため、赤み、腫れ、膿、痛みがあれば早めにご相談ください。
尿の泡がなかなか消えない
尿糖や尿たんぱくが出ている可能性がありますが、尿の勢いなどでも泡立ちます。糖尿病性腎症を含め、尿検査や血液検査で腎臓の状態を確認します。
冷や汗・ふるえ・動悸・強い空腹感
糖尿病薬の影響などで血糖値が下がりすぎると生じます。意識障害やけいれんがある場合は周囲の方が119番へ連絡してください。治療開始時には対処方法も説明します。
強い口渇と多尿に加え、吐き気、腹痛、深く速い呼吸、意識がもうろうとする症状がある場合や、低血糖による意識障害がある場合は119番へ連絡してください。
糖尿病の種類
原因や状態によって治療方法が異なるため、必要に応じて専門医療機関と連携します。
1型糖尿病
自己免疫などにより膵臓のインスリンを作る細胞が障害される糖尿病です。インスリン治療が必要になります。急な発症が疑われる場合や専門的管理が必要な場合は、対応可能な医療機関と連携します。
2型糖尿病
遺伝的な体質に、食事、運動不足、肥満など複数の要因が関係して発症します。生活習慣の改善、内服薬、注射薬などから、患者さまの状態に応じた治療を検討します。
妊娠糖尿病
妊娠中に初めて確認された糖代謝異常です。母体と胎児の安全に配慮した管理が必要なため、産科や専門医療機関と連携して対応します。
その他の糖尿病
膵臓や内分泌の病気、薬剤、遺伝的な要因などによって糖尿病が起こる場合があります。経過や検査結果から原因を検討します。
検査と治療について
血糖値だけでなく、年齢、合併症、生活状況などを踏まえ、治療目標を相談します。
血液検査・尿検査
血糖値、HbA1c、腎機能、脂質、肝機能、尿糖、尿たんぱくなどを必要に応じて確認します。HbA1cは過去1~2か月程度の血糖状態を反映する指標です。検査項目や結果判明までの時間は診療状況によって異なります。
合併症の確認
糖尿病網膜症、糖尿病性腎症、糖尿病神経障害に加え、心筋梗塞や脳卒中などのリスクにも注意します。眼科受診、足の確認、尿検査などをご案内し、必要に応じて他科や専門医療機関と連携します。
食事・運動療法
極端な制限ではなく、食事量、栄養バランス、間食、飲酒、生活時間を確認し、継続できる方法を検討します。運動は持病や合併症によって注意が必要なため、医師と相談して始めます。
薬物療法
内服薬、GLP-1受容体作動薬などの注射薬、インスリンから、効果と副作用、腎機能、体重、低血糖リスク、生活状況などを踏まえて選択します。薬剤による体重変化には個人差があります。
診察・検査
健診結果、症状、生活状況を伺い、必要な検査を行います。
治療目標を相談
年齢や合併症などを踏まえ、血糖管理の目標を検討します。
定期的に確認
検査値、副作用、生活の変化を確認し、治療内容を調整します。
北綾瀬内科の糖尿病診療
検査値だけではなく、患者さまの日常生活も踏まえて治療方針を検討します。
日本糖尿病協会登録医が診療
健康診断後の相談から、2型糖尿病の継続治療、薬物療法、合併症の確認まで対応します。治療の目的や検査結果、副作用の可能性をわかりやすくお伝えし、必要に応じて眼科、腎臓内科、専門医療機関などと連携します。
無理なく続けられる管理を
仕事、家庭、食事時間、運動習慣などは一人ひとり異なります。できていないことを責めるのではなく、現在の生活で取り組めることを一緒に整理します。受診間隔や治療内容も、病状と生活状況を確認しながら検討します。
糖尿病内科のよくある質問
健康診断で血糖値が高いと言われました。
結果票をご持参ください。空腹時血糖、随時血糖、HbA1cなどを確認し、必要に応じて再検査を行います。1回の結果だけでは診断できない場合もあります。
糖尿病は症状がなくても治療が必要ですか?
症状がなくても高血糖が続くと合併症のリスクが高まります。検査値や全身状態を確認し、生活改善や薬物治療の必要性を検討します。
薬を始めると一生やめられませんか?
病状や生活習慣の変化によって、薬の種類や量を見直せる場合があります。自己判断で中止せず、検査結果を確認しながら医師と相談してください。
他院から治療を引き継げますか?
紹介状、検査結果、お薬手帳をご持参ください。治療内容を確認し、当院で対応可能か判断します。専門的管理が必要な場合は連携医療機関をご案内します。
